はじめに
夏や冬の冷暖房を効率よく使いたいとき、「サーキュレーターと扇風機、どっちを使えばいいの?」と悩む人は多いはずです。
実は、それぞれの特性を理解して使い分けたり、併用したりすることで 快適さと電気代の節約を両立できます。
本記事では、
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サーキュレーター単体
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扇風機単体
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両方併用
この3パターンを比較しながら、冷暖房効果とコストの違いを徹底解説します。
※各画像はそれぞれの商品ページのリンク先へ進みます。
※サーキュレーターのテーマは【保存版】サーキュレーター完全ガイド|掃除・置き方・電気代・扇風機との違いまで徹底解説にまとめてあります。
サーキュレーターの特徴と効果
特徴
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部屋の空気を循環させ、温度ムラを解消
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エアコンと併用すると効率が上がり、設定温度を下げすぎなくても快適
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冷房時は冷気を部屋全体に行き渡らせ、暖房時は天井付近の暖気を床に戻す
電気代の目安
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消費電力:20〜30W程度
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電気代:約0.5円/1時間(1kWh=27円で計算)
👉 サーキュレーターは「空気の循環役」として、エアコンの補助に最適です。
扇風機の特徴と効果
特徴
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人に直接風を当てることで涼しく感じさせる
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冷房と併用すると体感温度を2〜3℃下げる効果あり
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夏の寝苦しい夜には、弱風や首振り運転で快眠サポート
電気代の目安
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消費電力:20〜40W
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電気代:約0.6〜1円/1時間
👉 扇風機は「体感温度を下げる」ことで、冷房温度を上げても涼しく過ごせるのが大きなメリットです。
サーキュレーター+扇風機の併用効果
夏の冷房時
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サーキュレーターで冷気を循環
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扇風機で直接風を当てる
→ 冷房設定温度を28℃前後に上げても快適
冬の暖房時
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サーキュレーターで暖気を床に戻す
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扇風機は補助的に使用すればさらに効果的
電気代の目安
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消費電力合計:40〜70W
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電気代:約1〜1.5円/1時間
👉 電気代は少し高めですが、冷暖房の設定温度を調整できれば トータルで節約につながるケースが多いです。
※部屋数が多いときのサーキュレーターを活用した図解記事はこちら
比較表でわかる効果と電気代
| 項目 | サーキュレーター | 扇風機 | サーキュレーター+扇風機 |
|---|---|---|---|
| 主な役割 | 空気の循環 | 直接風で体感温度を下げる | 循環+体感温度調整 |
| 消費電力 | 20〜30W | 20〜40W | 40〜70W |
| 電気代(1時間) | 約0.5円 | 約0.6〜1円 | 約1〜1.5円 |
| 夏の効果 | 冷気を部屋全体に届ける | 体感温度を2〜3℃下げる | 冷房温度を上げても快適 |
| 冬の効果 | 暖気を床へ循環 | あまり使わない | 暖気循環+補助風で効率UP |
| おすすめシーン | 冷暖房と併用 | 夏の直接涼感・寝室 | 夏の昼間や冬の効率化 |
電気代シミュレーション(月30日・1日8時間使用)
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サーキュレーターのみ:約120円
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扇風機のみ:約150〜200円
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併用:約240〜360円
ただし、エアコン設定温度を1〜2℃調整できれば、冷暖房代が月数百円〜数千円安くなる可能性があります。
※掃除をしているかによっても効果は変わりますので詳しい掃除についてはこちら
まとめ|シーン別のおすすめ
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夏の昼間 → サーキュレーター+扇風機で効率UP&快適
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夏の夜間 → 扇風機だけで微風運転、静かに快眠
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冬の暖房時 → サーキュレーターで空気を循環させ、暖房効率アップ
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両方併用 → 電気代は少し増えるが、冷暖房の効率改善で結果的に節約可能
👉 サーキュレーター=空気循環、扇風機=体感温度調整 と覚えておけば、シーンに合わせて最適に使い分けられます。









