はじめに
冷蔵庫を開けたときに「なんだか臭う…」「カビっぽい汚れがある…」と思ったことはありませんか?
実は冷蔵庫は、湿気や汁漏れによってカビや菌が繁殖しやすく、臭いの原因にもなりやすい場所。
食品保存の専門家も「庫内の掃除を怠ると、食中毒リスクや冷却効率の低下につながる」と指摘しています。
でも安心!正しい方法で定期的に掃除すれば、清潔で快適な冷蔵庫をキープできます。
※各画像はそれぞれの商品ページのリンク先へ進みます。
掃除を始める前に準備すること
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電源を切る:安全確保と節電に◎
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食品を全部取り出す:保冷バッグや保冷剤を用意
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掃除アイテム
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重曹(消臭&油汚れ用)
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クエン酸(水垢やカルキ汚れ用)
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柔らかい布・スポンジ・綿棒
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アルコールスプレー(仕上げ殺菌に便利)
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「食品に直接触れる部分はアルコールを使いすぎず、最後は水拭きで仕上げると安心です」
冷蔵庫内部の掃除ステップ
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棚・トレーを外して丸洗い
→ 食器用洗剤で洗い、完全に乾燥させる -
庫内を拭き掃除
→ 重曹水(重曹小さじ1+水200ml)をスプレーし、布で拭き取り -
ゴムパッキンの隙間
→ 綿棒+重曹水で丁寧に掃除
「ゴムパッキンはカビが最も発生しやすい場所。月1回は必ずケアしましょう」
冷凍室の掃除&霜取り方法
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電源を切って霜を自然解凍
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タオルで水分を吸い取る
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重曹水で軽く拭き取り、乾燥させる
- ドライヤーや熱湯で急いで溶かすのはNG(故障の原因)
- 冷凍庫用の汚れ防止シートを敷くと掃除がラクに
※一人暮らしにおすすめの冷蔵庫容量と選び方【比較表&体験談あり】
野菜室・チルド室のお手入れ
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野菜室:湿気が多い → 新聞紙やキッチンペーパーを敷いて湿気吸収
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チルド室:肉や魚の汁漏れ対策にキッチンペーパーをセット
カビ対策のポイント
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掃除後は水分をしっかり拭き取る
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食材はタッパーや保存袋に入れる
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冷蔵庫を詰め込みすぎない(収納率は70%が理想)
臭い対策の工夫
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重曹を小皿に入れる(1〜2か月で交換)
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竹炭や活性炭:強力な消臭効果
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コーヒーかす・緑茶の出がらし:乾燥させて小袋に入れる
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市販の脱臭剤:手軽に長持ち
「ニオイは消臭剤よりも“原因を防ぐ”ことが重要。汁漏れ予防が一番の対策です」
冷蔵庫の外側の掃除も忘れずに!
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背面の放熱板:ホコリがたまると電気代UP → 掃除機で吸う
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上面:ホコリよけにカバーやシートを敷くと◎
掃除にNGなこと
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塩素系漂白剤 → プラスチックの変色や強烈な臭いの原因に
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金属タワシ・研磨剤 → 傷がついてカビが繁殖しやすくなる
掃除のベストタイミング
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買い物前で中身が少ないとき
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引っ越し前や長期旅行の前
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季節の変わり目の大掃除時
掃除の頻度目安
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週1回:簡単な拭き掃除
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月1回:棚やトレーを丸洗い
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年2回以上:庫内&庫外の徹底大掃除
まとめ
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冷蔵庫は「重曹・クエン酸」で安全&簡単に掃除できる
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「ゴムパッキン」や「野菜室」はカビの温床 → 定期的にケア
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臭い対策は「原因を断つ+消臭アイテム」で万全
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外側のホコリ取りも省エネにつながる
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専門家いわく「収納率70%・汁漏れ防止」が長く清潔に使う秘訣
冷蔵庫を清潔に保つことは、食品の安全・節約・省エネのすべてにつながります。
今日からちょっとした習慣で“気持ちいい冷蔵庫ライフ”を始めましょう!✨














